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メロディオン&コンサティーナFAQ



メールやBBSなどで寄せられた質問などをまとめてみました。

●楽器の入手について

Q:どこで売ってますか?
A:メロディオンやコンサティーナはそこらの楽器屋さんじゃあんまり売ってないんです。あっても自分の希望する楽器があるかどうか、選択肢は非常に少ないでしょう。私は海外通販や海外オーダーをおすすめしています。詳しくはこのホームページの メロディオンを買おう!メロディオンの有名メーカーの項目を御覧下さい。参考になるとよいのですが。

Q:どんなものを買ったらいいのかわからない。
A:まずはあなたの好きな音楽はどんな音楽でしょう?やりたい音楽によって選ぶ楽器もキーも違ってきますので注意してください。あなたの好きなミュージシャンは誰でしょう?それなら同じアコーディオン、それが無理ならば、それに近い楽器を買われるといいと思います。(例えばシャロン・シャノンでしたらB/CのCastagnariのTommy、それが高くて無理ならばHOHNERのB/Cのダブルレイなど。フラコ・ヒメネスだったらHOHNERのCORONA2 のG/C/Fなんてことになります。)
人によっては「好きなミュージシャンと同じ楽器を手にしたからっておんなじように弾けると思ったら大間違い!」と言う人もいますが、夢を見る事も大事じゃないでしょうか?うまくならないのを楽器のせいにできないし(^^;)。もちろん続けられるかどうかわからないのでとりあえず手ごろなモデルをということであれば、そういうものはいろいろ出ています。個別に相談いただければ。でも、最近はみなさん最初からいいの買ってますね。

Q:コンサティーナはアングロ(押し引き異音)とイングリッシュ(押し引き同音)とどっちが弾きやすい?
A:どちらが弾きやすいというのはないと思います。アングロは押し引きで音が違い、ややっこしいと思われがちですが、私はこっちしか弾けません(^^;)。とりあえず、アイリッシュ・ミュージックをやりたい人はアングロを選択したほうが無難と思われます。無難、というのは、アイルランドではこっちを弾いている人が多い、有名なプレイヤーが多い、従ってそういうプレイヤーをお手本にできる、アイルランドにも習いに行ける、というわけです。イングランドではその比率は半々で、どっちも素晴らしいプレイヤーがいます。イングリッシュ・コンサティーナは優しい音色のため歌の伴奏に使う人もいます。

Q:コンサティーナは安くていい楽器はありますか?
A:バスターリなどの廉価版のコンサティーナは入門用としていい楽器だと思いますが、音があまり通らずボタンも時々ひっこみっぱなしになってしまってちょっと弾きにくいかもしれません。アコーディオンではホーナーのように大量生産でもなかなかいい音がするものがあるのに、コンサティーナは難しい様です。コンサティーナはリードが放射状に並んでいる為に小さくても音が通るのですが、その仕組みそのものが大変手間のかかるものだからです。(バスターリはそれがアコーディオンのようにまっすぐに並んでいるので安価にできる)コンサティーナ・ビルダーは最近随分と増えてきましたが、まだまだ作っているメーカーが少なく、楽器自体の数が少ないです。オーダーして数年から10年待ちなどという所もあります。
このホームページの関連記述

●習得について

Q:メロディオンやコンサティーナの教室が近所にあるかしりたい。
メロディオンやコンサティーナの教室は国内では残念ながら知りません。私は幸運なことにとても詳しい方が身近にいたので、それこそ「やりたい」、と思う前に習う事ができましたが、独学の部分もあります。フォームなどは最初に習ったので苦労することはありませんでした。
楽器は実際に弾いているところを見て教わるのが一番ですが、教室がないのであれば、弾ける人の集う所へいくのが一番でしょう。教えたがりの人もいるかも??各地のアイリッシュパブのセッションなどもいいでしょうし、東京では下北沢のVillage Greenというお店で月に一度開かれる「ボタン・アコ・ミーティング」(アイリッシュの愛好者が多い)も楽しい集いです。
また、いっそのことアイルランドやイングランドなど、現地に出かけられてワークショップに参加してもいいかもしれませんね。初心者でも気兼ねなく参加できるようなものもあり、日本から参加されている人もいらっしゃるようです。
このような回答を差し上げた方の中には「近所に教室がないのであれば、習得はあきらめます」とおっしゃっていた方もいますが、つきつめれば、ダイアトニック・アコーディオンやコンサティーナは庶民の自由な音楽だと思います。あまり堅苦しく考えず、自由に楽しく弾ければいいのだと思います。家元制度なんかないんですから。

Q:教則本(ビデオ)が入手したい。
教則本はやりたいジャンル(アイリッシュとかテックスメックスとか)によって違ってきます。いろいろありますので、とりあえず海外通販のカタログなどを見て探してみて下さい。(メールでもご質問ください)
The Hobgoblin Home Page「ホブゴブリン・ミュージック」イギリスはロンドンの真南Crawleyにある楽器屋さんのサイト。ほとんどのアイテムが通販できるが、ビデオはイギリス仕様(PAL方式)なので買わない方がいいかも。
Elderly Instruments Welcome「エルダリー」ジャンルを問わず、とにかく品数豊富。楽譜やビデオ、CDもまとめ買いができる。


Q:ピアノなら弾けるけど、すぐ弾けますか?
ピアノを習う時に培った音感やリズム感はメロディオンやコンサティーナを弾くにも必ず役にたつことでしょう。ただ、ダイアトニック・アコーディオン類は音の並びがDとかGとかのダイアトニックの音列、しかも、蛇腹の押し引ききで違ってきますので、Cを基調とした絶対音感が身に付いている人にはすこしややっこしいものになるかもしれません。ピアノをやっていて、しかもアイリッシュを弾きたいと言う人にはB/Cのキーのものが取っ付きやすいかもしれません。


Q:ビートルズや日本のポップスには合うものでしょうか
合うかどうかはどんなサウンドを作りたいかによりますが。。。 メロディオンやコンサティーナには音階の上でいくつか制約があります。特に半音は全て出るとは限りません。なので、できる音楽も限られて来る場合もあります。ただ、できないわけではなく、ロックやクラシック等にトライしている海外のアーティストも少なくありません。要はチャレンジ精神。。かな?

●フォームについて

Q:どうやって構えればいいの?
アコーディオンのフォームはいろいろです。まずはストラップの掛け方。よく知られているのは「逆ランドセルしょい」。ご存じ2本のストラップを両方にかけるかけかたです。ピアノアコーディオンでも通用する「これぞ正当派」といったフォームで多くのアーティストが採用しています。 もう一つは「ショルダーバッグしょい」(図1)。1本のストラップをショルダー・バッグをしょうように右肩にかけて右の膝を上に組んでグリルを押さえる押さえ方です。組んだ膝でグリルの角を固定するとよいでしょう。
またショルダーバッグのもう一つのスタイルとして「ショルダーバッグしょい、お姫さまスタイル(勝手に命名しました)」(図2)。これはシャロン・シャノンがやってるスタイルで足を組まず、左の膝にグリルの角を固定する方法です。B/Cのアイリッシュアコーディオンなど蛇腹の動きの少ない奏者にはむいてるけどベースを多様するような奏者には左肩のリーチが広くとれず不向きです。
立って弾くときは「逆ランドセル」形がよいと思いますが、「ショルダーバッグ」形でも片足をハードケースに乗せるなどすれば安定して弾けると思います。(図3)

(図1)
ショルダーバッグしょい

(図2)
ショルダーバッグしょい、
お姫さまスタイル。
足をそろえて反対側の膝でキープ


(図3)
立って弾くときは
立て膝がよろし

アイルランドのDavid Munnellyのように、ベルトを完全に肩にかけないで演奏してる人もいますね。これって、途中でも肉に食い込んで固定できてるのでしょうか(^^;) 拡大はクリック



●演奏技術について

Q:簡単だと思ったのに「かえるの歌」がうまく弾けない!

> ♪かえるのうたが きこえてくるよ♪
> までは、うまく行くのですが。。。それから
> Cがそれから6回連続で弾かなければならないのですが、

それは「くわ、くわ、くわ、くわ」の部分で4小節も蛇腹を押しっぱなしにするために、蛇腹の中の空気が空になってしまうからです。ダイアトニックアコーディオンの場合、押し引きで音が違ってくるので、これは避けられない問題です。
しかし!それを防止するために、アコーディオンにはエアバルブがついているのです。
*問題の箇所の前に来たら、「さあ来るぞ!」と心の準備をしておいて、引きの音の時にエアバルブを開き気味にしてできるだけ蛇腹の空気を満杯にしておくのです。(曲によっては蛇腹の空気を全て抜く場合もあり得ます)このエアバルブ技ですが、慣れればあまり考えなしにできるようになります。慣れるまでは楽譜に書き込むなどして、気をつけてやるとよいと思います。

もし、このFAQでも解らない事があったら(多分あるだろう)遠慮なくメールでおよせください。解る限りお答えしたいと思います。


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