Windermere,Keswick


breackfast ウインダミアで泊まった宿は朝食を部屋まで持ってきてくれるシステムだった。前の日に前もってチェックシートに朝食の要望を書き込んでおく。子供がいる場合、他のお客に遠慮することもないし、カップラーメンが食べたいなんて時も部屋ですぐに作ってやれるからいい。その日も朝7:30からワールドカップの試合が始まった。日本戦ではないので、流し見。やがて朝食が届くが、部屋が狭くテーブルも狭いので、食べるのはかなり困難をきわめた。3人テーブルに座れず、私はベッドで食べた。娘はカップラーメン。いつもながら目玉焼き1つ、ソーセージ、ベーコンというイングリッシュブレックファストだが、今回のは揚げた食パンが付いていた。かじるとじわーっと油が出てくるようなやつ。しつこそうだなーと思ったが、これに半熟の黄身とついてきたウスターソース(そう!日本のと殆ど同じです)をかけると結構いける。ベーコンもソーセージもしょっぱいので、カリカリのトーストがよく合う。食べ終わって出かける支度をしていたら、他のお客さんが出るので、車を動かして欲しいとさっきの朝食を持ってきたおばさんがにこやかに言いに来た。ウチも折角なので早々と出発することにした。

前の日に散歩した白鳥のいる湖に出て、それから湖沿いの道路を走っていく。羊のいる草原があったり、ウマがいたりといかにもイギリスらしい風景が過ぎていくが、湖沿いの風景は3年前に旅行した猪苗代湖をちょっと思い出した。今日もウインダミアに宿泊するので、ゆっくり周辺を観光する予定だ。ウインダミアからアンブルサイド(Ambleside)へ。この辺はイギリスでも有数の観光地だが、サイクリングやトレッキングをする人が多く、その関連のショップが並ぶ。町がとぎれて、しばらく狭い山道のような所を走ったら、車をちょっと停められるような駐車場があった。何気なくそこへ車を止めて写真でも撮ろうと思ったら、ちょっとした散歩コースがあるという。湖その散歩コース入り口の所からはすでに散歩を終えた犬を連れた人も出てきた。今にも雨が降りそうな湿っぽい天気だったが、歩いてみることにした。すでにどこぞの年輩のご夫婦が歩き始めていた。娘は少し不安そうだったが、不安になるとケラケラ笑うクセもあって、実に楽しそう。私たちの今までのイギリス旅行で、自然の中を歩くという経験はあまりなかったので、全てが素晴らしく思えた。石づくりの小さな小さなダム。日本では見られない不思議な植物。特にシダなどは日本のように地面から葉が生えているのではなく、しっかりした茎の上に葉が生えている。等と見とれていたら、突然、空気をつんざくような大音響。そばに空軍基地でもあるのだろうか。爆撃機と思われる鋭角的な形の飛行機が湖面すれすれの低空飛行で飛び去って行った。あんまり早くて娘の補聴器をはずすヒマもない。(デリケートな耳に負荷がかかるので、あんまり大きな音の時は補聴器ははずす事にしている)その後、2回くらい爆撃機の低空飛行があった。神秘的な湖と爆撃機のコントラスト。

湖のきわまで来ると、木々など植物が水につかっていて更に神秘的。夫は思わず言う。「ここで入水自殺なんかする人いるのかなあ?」。。。私は昔に見たラファエル前派の絵をふと思い出した。オフィーリアが水に流されていく所を描いた絵。
松ぼっくり 娘は木から小さい松ぼっくりを取った。日本からいろんな乗り物を乗り継いでストレスの溜まった体が癒されていくような気分。すっかり堪能して、また車に乗った。

しばらく乗っていくと、夫が「あれ、ケズィックについたかな?」という。地図で見ると、ここまでは相当な遠出だと思ったそうなのだが、それほどの距離ではなかったようだ。市街地の少し外側に駐車場があり、そこに車を停め、駐車チケットを購入。車の内側からウインドーに貼って準備完了。町を歩くことにした。まずはWolworthに入って地図やお菓子を購入。娘はたべかけでもカバーができる棒つきアメを買った。

ビールその後お昼ご飯の為にパブに入る。やはり、ワールドカップの試合をTVで流している。
ギネスとビターとオレンジジュースを頼んでから、メニューを選ぶ。パブ私はチキンパイ、夫はハンバーガーをオーダーした。出てきたら両方とも相当な量で、娘の分は付け合わせのポテトフライで充分だった。(写真はポテトを口にくわえて反対側を私に食べろといって遊ぶ娘) パブには犬を連れた人も入ってきた。大きな黒い犬(プードルの大きいやつだったと記憶している)。飼い主はビールを飲み、犬は店に備え付けの犬用の器でお水を飲んでいる。もう一組、小さい犬を連れた人もいたが、お互い近くのテーブルに座り、話をしている。犬どおしも仲良く遊んでいた。日本ではなかなか考えられないほほえましい風景だ。特にお店に犬用の器が置いて在るとは、犬好きにとってはなんと幸福な国だろう。娘は犬を見て大喜びしているが、いまいち怖くてそばに寄れない様子。

お昼が済んでパブを出て、アイスクリームショップでアイスを買う。そのあと町の真ん中の広場にあったトゥーリストインフォメーションに立ち寄り、地図などを貰う。さすが日本でも有名な湖水地方、日本語のガイドもあったのでいただく。 町をぶらぶら歩いて湖のほうへ出る事にした。(写真はケズウィックの町を見上げた所)貴族の私有地だが、一般の人も入れるように解放してある美しい庭を通った。庭の入り口にいたスタッフの人が娘に「コンニチハ」と声をかけてくれる。子連れでちんたら歩いてなかなか前に進まないので、駐車券の制限時間もせまっていたのもありケズウィック湖へ出るのはやめて車でウインダミアに戻ることにした。 風景

宿に戻り、少し休んでから今度はウインダミアの町の湖と反対の丘のほうへいってみることにした。お土産屋やスーパーなどをひやかす。スーパーは今回の旅行で初めて入るので、小さい店でも興味津々だ。前回の旅行で印象的だったトフィー味のヨーグルトやジュース、水などを買う。重いのに、娘が袋を持ちたがって困る。途中階段のあるオモチャ屋さんに寄ったら娘は案の定転んでしまい、ヨーグルトの容器をつぶしてしまい、袋の中は甘い匂いとベタベタで大変な事に。急いで娘の手を引いて店を出て宿に戻る。

lakeside 夕食は湖のほとりのレストランに入ることにした。建物のつくりがなんとなく芦ノ湖にでもありそうなかんじ。とても景色がよかった。レストランと思って入ったら、やはりパブと同じシステムで、飲み物を頼んでから食事を頼めという。私はフィッシュ&チップス、夫はソーセージを頼んだ。そうしたら、その料理はソーセージや野菜を煮込んだものが特大のヨークシャープディングの器の中に盛られているというもので、なかなか美味だった。

anbulance 帰りに救急車が止まっていたので写真を取る。まだ日が高いうちに宿に戻った。といっても夏至近くの太陽は10時まで沈まない。



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