Land's End〜Marazion


東京から4時間飛んでで香港、香港から12時間飛んで早朝にヒースローについた。ほんの12年前一人旅でロンドンに行ったときは安い南回りで行くと(それでもシーズンオフで17万した!)26時間かかったことを思うと随分と楽になったものだと思う。 ヒースローは残念なことに曇りだった。降りてみると涼しい、どころか寒い。東京のうだるような暑さとはえらい違いだ。なにか着るものをかわなくてはと思う。

入国手続きは子連れだということで優先してもらい長蛇の列に加わらずにすませることができた。荷物をうけっとってそのままHERTZのレンタカーのマイクロバスに乗る。もうイギリスでの車旅行は3回目なので、ここまではスムーズだ。1回目の旅行では両替に手間取った。お金は全部東京でポンドに替えてきてしまったし、最近は都市銀行でも外国の銀行で引き出せるサービスをやってるので、トラベラーズチェックもつくらなくなった。

HERTZで車を借りる手続き。到着後はじめての英語のやりとりなので緊張。今回はイギリスでも当然義務づけられているチャイルドシートも必要だ。チャイルドシートは車にとりつけられてるのではなく、営業所に置いてあるものを自分でとりつける。 5、6個の中から好きなのをえらんでいいと言われたのだが、日本のものよりもずっと「ちゃち」っぽく、座り心地の悪そうなのばかり。中で一つだけあったシートの深い立派そうなのを選んだ。チャイルドシートは事故の場合の補償問題などもあるらしく他人がとりつけるわけにはいかないらしい。でも、自宅のものよりもずっと簡単にしっかりととりつけることができた。ただ子供を固定するほうのベルトがいまいちしっかりといかない。

借りた車種はフォードのFOCUSという機種で色は黒。3人でベビーカーを積むとトランクはいっぱい。営業所のおじさんにももう一段階大きいのはどうか、と言われたが、なんとか荷物はつめてしまった。

マップ 例年のごとく、M4という大きな高速道路にのる。飛行機は早朝につくので一日目は有効にすごせることから、今年はイギリスの最南西端のLand's Endをみようということになったのだ。(地図の星印がLand's Endの位置。●はロンドンの位置)

高速の途中でお腹がすいたので、サービスエリアに入る。娘の朋が食事をしないのが心配。でもお昼どころか朝食の時間帯なので、マクドナルドに入ってもポテトを売ってくれない。フライドポテトが唯一朋の食べられるものなのだが。。。。イギリスのマクドナルドの朝食メニューはなんだか美味しかった。朋は走っていく車や建物のメンテのおじさんなどにやたらと手を振っている。外国に来たことがまだわかっていないのだろうか。

Land's Endに行くには最大級の高速道路M4でロンドンから西へいきBristolでM5に乗り換えて南下し、M5の終点のExeterまで走る。あとはAという文字のつく道路をたどっていく。途中でシャーロック・ホームズの小説「バスカヴィルの犬」で有名なDartmoorも通過していく。

ドライブは順調で、午後1時半くらいにはLand's Endについた。細い田舎道を通ってきたのに、いきなりにぎやかな駐車場についた。そこで1ポンドか2ポンド(1ポンド約170円)払って駐車する。日本の駐車場のように混んでる。でもなんとか車をとめて歩き出すと、そこはとても広々した所で遠くに雄大な海と岸壁が見える。一日でもハイキングしながらのんびり過ごすこともできそうだ。おむすびがあったら最高なのだが。photo

イギリスのはじっこの岸壁といっても想像するほど狭くはなく、とても広い。そこに動物を飼っていたり、おみやげ屋や食事をしたりするような場所も沢山ある。日本とちがってそれらの建物はこ綺麗で品がいい。朋はアヒルの池をみて大喜び。先を急いでいろいろ見たいのに、アヒルの池から離れようとしない。それでもなんとかひきはがしてブタをみせてやった。しばらく歩くと日本でみるのよりもずっと大きなカモメがいた。これも朋は「わんわん」と大喜び。2歳児にしてはボキャブラリの少ない我が娘なのであった。(写真右:朋の背後にあるのがLand's Endのおみやげ屋さんなどの建物。写真左:海を間近に見るには結構歩かなければならない) photo

海のほうへ歩いていくと、立て札があって、「ここからは危険なので、小さい子供などの立ち入りには注意のこと、事故があっても責任はとりません」とあった。これがうわさにきく外国の看板か、と思った。しかし、考えてみれば当然のこと。ここからはやめる?と夫にきくと、「大丈夫だよ、行こう」というので入ったら、結構すごい岸壁で、朋は平気で岩に登ろうとしたり、危ないことこの上ない。用心しながら、アップダウンのきつい岩を歩き、はじっこのおみやげやさん方面まで歩いた。

お腹もすいたし、喉もかわいたので、売店で噂のコーニッシュペストリーとフライドポテトを買った。ポテトは山ほどあったが、朋は少ししか食べない。コーニッシュペストリーのほうは野菜や肉をパイ皮でつつんで焼いたようなものだったが、これもかなりな大きさで、あんまり美味しくなかった。同じものでも美味しいものは美味しいんだろうなーと思った。おみやげ屋さん周辺にはとにかくベビーカーを転がす子連れが多い。

1時間半ほど遊んでから車に乗って、宿を予約したMarazionへ向かう。ここはLand's Endよりも少し東側の小さな町で車で30分たらずのドライブ。この海岸の町の対岸には江ノ島みたいな小島があり、その小島の上には古城が建っている。フランスのモンサンミッシェルとそっくりなのだが、なんでも同じ人(お坊さん?)が建てたらしい。夫はインターネットでこの美しい風景を見てほれこんでホテルを予約したのだ。 photo ホテルはThe Chymoravah Private HotelといってMarazionの海岸沿いの一本道を通り抜けたところにある。取った部屋から海は見えなかったが、イギリスの田舎のホテルの良さがいっぱいの部屋だった。ベビーカーをころがして町に出る。パブでお待ちかねのリアル・エールを飲む。(左の写真はSt Michael's Mountの一望できるパブから)イギリス旅行の楽しみの一つはパブでのむ生ビール。時間は夜7時を回っているのにまだまだ明るい。この季節の日没は夜10時ごろだ。

食事は別のパブでパスタを注文した。本当はFISH & CHIPSでも食べたいところだが、朋がパスタなら食べるかと思ったのだ。でも全然食べず、フォークを投げたり、思いきりぐずりまくっている。案の定帰りのベビーカーで寝てしまった。


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