1997/07/24 Bradford on Avon


Bradford Bradford on Avonは美しい町

Stroud からTIMSON夫妻の住むBradford on Avonに向かうには最初の旅行で滞在したCHIPPENHAMを経由する。この町は5月の終わりに素晴らしいフォークフェスティバルが開かれる。モリスダンスにフリーセッション、有名アーティストのライブとイギリスの典型的なスタイルのフェスティバルだ。雨に曇るコッツウォルズを抜けて懐かしのCHIPPENHAMに停車して、懐かしのコーヒーショップでピザを食べ、お土産にビールを購入し、再びBRADOFORDへ出発。まず、B&Bを決めてからTIMSON宅へ向おうと言っていたのだが、地図どおりに車を走らせたら簡単に家が見つかった。

Anne Gregson コンサティーナプレイヤー&シンガーのAnne GregsonさんとChris Timsonさんのパソコン

家におじゃまするよりさきにホテルを探そうか?どうしようか?と言っていたら、庭先の女性が「ハロー!」。をっと、あのANNE GREGSONさんだった。とにかく家へどうぞどうぞという事で、取り敢えず家にお邪魔し、「まずホテルを探そうと思ってるんだけど」ときりだしたところ「ウチでよかったら、泊れば?」とのこと。私は”悪いなぁ悪いなぁ”と思ったが断る理由もないので、お言葉に甘える事にした。(あいかわらずずうずうしい>自分ら)
ANNEさんは物静かな感じの女性で写真の印象より若く見えた(夫は年取って見えたと言っていたのだが)また可愛らしい感じもした。英国人らしく細かい所にいろいろ気を使ってくれて、嬉しかった。でも、新しい人に会う度にその人が何を言っているのか聞分けるのが困難になる。英語力のなさが身にしみる。

ANNEさんは今シンガーとしてソロアルバムを製作中だという。渡英前に貰ったE-MAILにもそのような事が書いてあった。それを訪ねると「ええ、でもなかなか思うようにいかなくて.......。CHRISには随分お金出して貰っちゃって悪いなと思ってるんだけど」と言っていた。ANNEの傍らにはE-MAILで聞いていた噂のでぶ猫がいた。CUSSY BATTERFIELD。これは英国の古い歌の名前らしい。我々はたどたどしい英語でなんとかやりとりしているうちにCHRIS TIMSONさんが帰って来た。初めて見るスーツ姿。ブリストルでコンピュータプログラマーの仕事をしているという。さすが、インターネットマン。(←DIPPERさんの奥さん曰く)

CAT 蛇腹好きは猫好き。Cussy猫

初めて会った時の印象とは違ってCHRISは終始明るかった。その後2人で台所で食事を作ってくれた。イギリスの男性は本当によく家事を手伝う。「我々もお手伝いしようよ」とうちの連れ合いが言うので台所へ行くとCHRISさんは「とっても嬉しいけど.......NO!」ときっぱり。そりゃ言葉がとっさに聞きとれなかったら料理がめちゃくちゃになっちゃうもんね。

食事は野菜を中心にしたものでどれも美味しかった。作る前に”レンタル”(と聞えた)は大丈夫か?と聞かれて「なんすか?それ?」ときょとんとしていた私に「それじゃ、見せよう」と言われて見せて貰った食材があったのだが、何か細かい種のようなものだった。「日本人ナンデモタベルアルヨ」といって御馳走になることにした。茹でて軽く塩味をつけたもので癖もなく美味しかったのだが最後まで何かよくわからなかった。豆っぽかったけど、それにしても小さかったしなぁ。帰国後それlentil=レンズ豆と判明。料理の本で名前だけは知っていたけどあれがそうだったのか。

Chris &AnneコンサティーナFAQのChris TimsonさんとAnn Gregsonさんと。
蛇腹ホームページのTシャツを着て。

食事の後、2人に私のホームページのキャラクターであるCOCO猫のTシャツをプレゼントしたら、2人ともこれを着てみんなで散歩に出ようという。夕食後もまだ夕方という感じの中、BRADFORDを散歩した。どこをどう歩いたのか、よくわからないのだが、家の裏手からどこか学校のグラウンドのような所に出て、運河を通って古い古い教会を見た。線路も越えたし真っ暗な山道も歩いた。パブもあったし、室内プールもあった。子供は歩いてるし、道ですれ違う人は挨拶をしてくるし、本当に素敵な 町だった。2人はそれぞれロンドンとイギリス北部の出だというのだが、いろいろ考えてこの町に住む事にしたのだろう。きっとこの町を愛しているのだな、という事が感じられた。ANNEさんは時々歌をくちづさむ。時々CHRISと2人で何か話してるのだが「クッシーもメロディオン弾けばいいのにね」と言ってるのが聞えた。

ブラッドフォードの町散策は暗くなっても続いた。地元の人でないと知り得ない裏通りを縫って家に戻ったのは10時ごろだったか。それからあまり時間がなかったが みんなで家で写真を撮って2人のコンサティーナの演奏を聞かせて貰う事にした。

演奏はお互いに2〜3曲やったところで11時を回ってしまったので、明日もChrisさんは仕事で早いだろうし、と気を聞かせたつもりが私があまりに眠そうな顔 をしていたのか、かえって2人が気をつかってくれたみたいだった。2人はしきりに”下のシングルベッドがいいか?フルトンがいいか?”と聞くのでまたもきょとんとしていたのだが、2人は”やっぱりシングルに2人で寝るのはきついね”、といって例のフルトンの支度をしてくれた。

下に降りて解った。なーんだ、FUTONの事なんじゃんと思った。リビングにはダブルサイズの蒲団のような大きなクッションを3つ折にして”すのこ”に載せてある様なソファーがあったのだ。その”すのこ”とFUTONを広げればゲスト用のベッドの出来上がり。CHRISが言うにはそのソファはFUTONとしてお店で売ってて、日本語だろうから多分解るだろうと思ったという。またもボケをかましてしまった私

やや固めのFUTONは実に寝ごこちがよく熟睡して気が付いたら、朝だった。クッシーが猫用の入口から出たり入ったりしてたが、こっちの部屋にも入れろとドアをガリガリ。しばらく猫と遊んだりしてたら、CHRISが仕事で家を出る時間となった。それでお別れとなったがANNEはゆっくりしてていいから、とゆっくり昨日の片付けをしたり朝食を用意してくれたりした。その間私たちは庭に出た。クッシーが庭用の椅子に座ってこっちを睨んでる。日本人が誰でも憧れてるイングリッシュガーデンだ。ANNEが 庭に生ゴミを植えると言ってでてった時、鳥たちの為に昨日のパンくずをまいたようだ。イギリスの静かな夏に花々もいっせいに咲くようだった。

食事の後、ANNEは再び町を歩こうといって我々を連れだしてくれた。同じ場所を通っても昼間歩くのとはまた違う。丘に登って町も一望した。丘には民家が集中してあり、日本で言えば長崎等の古い住宅地を思わせるような所だった。車も少ないので猫が警戒心を全く持たずに暮らしていた。

CAT Bradford on Avonの町を散策中に出会った猫。
突然「なでて〜」とごろんと横になった。

町を回った所で昨日通ったパブで飲み物をご馳走になった。午前中からと怒られそうだが、ANNEはワイン、我々は6Xというビター。座っていろいろな話をした。立入った話だったが、言葉が下手なのに免じてもらって聞いてしまった。 2人が出会ったとき、2人の年など。他にはフェスティバルの事など。

Anne「ケンブリッジのフェスは行った事がないけど、セッションがないのよね」
私たち「そうきいてます。ケンブリッジのフェスはイングランドの音楽はなしだって。」
Anne「私たちはシドマスのフェスに毎年行ってるけど、チケットは買わないの。パブのセッションに参加するのよ」 (ANNEはSIDMOUTHの歌のコンペティションで優勝経験があるシンガーで ある) 「あなたたちはイギリス以外に旅行した事がある?」
私「私はヨーロッパ何か国かまわりました」
Anne「そういえば北欧を凄く早く回ったって昨日言ってたわよね。私たちはアメリカに行ったくらいね、ニューヨークはビルが高くて人がいっぱいでイヤだったわ」

Anneは音楽と静かな暮らしを愛する人だった。


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