1997/07/25 Cambridge


そんなこんなで楽しい時間を過ごしていたらBRADFORDを出るのがお昼すぎと なってしまった。高速M4を東にロンドン方面へ向い、ロンドンの環状 M25を9時の方向から1時の方向まで時計まわりで110度程回転し M11にのればあとは真っ直ぐ北上しほぼ終点がケンブリッジだ。 しかし、この日は金曜、M25に乗った時点でイギリスでは珍しく渋滞に はまってしまった。以前もこのM25に乗った時は渋滞に巻き込まれたの だが今回は真夏。それによくよく気がつけば、この車に冷房や排気ガス カットの送風もついておらずかなりの苦しさ。キャンピングカーなどレジ ャーに向う車が目立つ。 ANNEがイギリスは夏でも涼しいから冷房のある車は少ないのよと言ってい た。ゆうべBRADFORDを回った時は上着なしではさむくて歩けない位だった のに。ロンドンの近郊は暑い。いずこも同じ都市熱というやつだろうか?

しかし、M25に別れをつげてM11に乗ると車はスムーズに進んだ。 ケンブリッジの地図も手に入れたのでこれでバッチリ。と思ったがケンブ リッジ市内に入ると道がわからない。また地図もミクロすぎてよくわから ない。何度もまよったが、無事予約ずみのSOUTHAMPTON GUEST HOUSEに到着。 車を駐車場に入れてたら、宿のオバちゃんが出てきた。

イギリスに宿泊するにはこういうオバちゃんがやってるような家庭的な B&Bに泊るに限る。下手に高級そうなホテルに泊っても、朝食も大して 良くないし、下手すればコンチネンタル。フロントは丁寧だが丁寧すぎて 英語がようわからん。NO!で住むところを"I am afraid ofなんたらか んたら"と来るし、なんだかよそよそしい。それに出稼ぎのバイトのコか なんかが結構タコで朝食の注文間違えたりして面倒だ。

Southampton Guest Houseは今までのカンでは最高のシチュエーションだ と思った。案内された部屋は道路ぞいの一番正面の1階の部屋。落ちつ かない場所だが荷物を持って階段を上がる面倒もないし(これが凄い 重労働)部屋もとても広い。それに夜も意外に静かだった。

もう夜の7時位になっていたのでフェス会場に急いだ。

フォークフェス会場はホテルから車で15分程。同じ道を迷いながらCHERRY HINTONという公園ぽい所についた。人が沢山歩いている。入口には警備の人とおまわりさんが沢山いる。警備の人が私たちの車を止めたのでパーキングを聞いた。しかし、「車をどこかにとめて、またここに戻っておいで」という。「どこかってどこ?」と聞返したら「おまわりさんに聞いて」とは随分無責任である。とにかくどこか、近隣の住宅街に車を止めて、チケットオフィスでフェスティバル毎度お馴染みのリストバンドを貰った。これで私たちもフェスの一員である。(ちなみにパーキングは2日目にきちんとあることが判明。最初から教えてくれりゃ、苦労はしないのに、ったくもう)会場は入るとまずキャンピングサイトがしばらくつづく。それから フェスティバル会場へ。とにかく人、人、人であっけにとられてしまった。
CambridgeCambridge Folk Festivalメイン・テント。どこを見ても人、人、人。

ケンブリッジフォークフェスティバルでは、いろいろなアーティストを見た。実はこのフェスティバルに行く前に会ったいろんな人たちに「ケンブリッジはフリーセッションないし、モリス・ダンスないし、イングランドの音楽ないし〜、人ばっかだし〜」と散々な話を聞かされていたのでたじろいでいた。 今まで訪ねてた殆どのフェスは小さな町主宰で、メインアクトもそんなに沢山なくて、どれを見るかで悩んだり、「これがフェスかいな!」って位空いてたりで、結構気楽でよかったのだ。一番最初の旅行でたまたま行ったCHIPPENHAM等は町のパブでフリーセッションが朝晩開かれて友達も沢山できた。

このフェスティバルは結構有名らしく、町が全面的バックアップをして、TVカメラも入っていた。宿で会った日本人男性が「夕べTVで見ましたよ」とも言っていた。大体B&Bで日本人に会うなんて本当に都会だ。

というわけで会場につくのが大幅に遅れてたため、EDDIE LeJEUNEのライブ&ケイジャンダンスを見損い、シャロン・シャノン・バンドは混雑のためもはやステージに近寄る事などできず、しゃーない明日聞けばいいやと、外で聞いてようという感じなった。いやはや。

しかし、この日はイングランドのバンドTHE COOK & BULL BANDのケイリーと演奏を少し見る事が出来た。このバンドの変遷については私はよく知らないのだが(ベスト盤から知るのみ)ちょっと前の録音はメロディオンがいて私らのバンドのコピーの格好のえじきとなっていた、イングリッシュイングリッシュしたバンドだったのだが、今は割りとフレンチトラッドとジャズが一緒になったようなおしゃれなバンドとなっている。

で、このお洒落な音に合せてコーラー(ダンス指導員)が号令をかける、お客さんはそのフォーメーションどおり踊るという不思議な光景が展開されていた。だってケイリーバンドって結構「いかにも」って感じの泥臭いバンドが多いから。(そこが大好きなんだけど)人ごみをかきわけステージをみると、パイプと弦の人と、それから吹きもの専門の女性=VANDA SAINSBURYがショートヘア、短パンというスタイルで任王立ちになってリコーダーを吹いてたのが印象に残った。 (そこでダンスに参加する元気はもはやなし)


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