1997/07/27 Cambridge


このフェスティバルに来ている殆どの人が会場に隣接するキャンプサイトに宿泊している。そこにおさまり切らない人はそこから1マイルほど遠くのキャンプサイトにいて、無料送迎バス(白いダブルデッカー!)が往来している。

フェスの楽しみかたとして、音楽よりもそれをBGMにだらだらと友人と過ごしているといった人の方が多い。ステージは大テントの中だがテントの外にあふれた人の方が多く、もうそこになると音が聞えるだけでステージ上のアーティストは米粒ほどにしか見えない。また、キャンプサイトの方では会場に行かずに仲間うちでセッションしている人達も多い。会場の中でも小セッションが行なわれていた。

sessionあまり沢山ではなかったけど、セッションをしてる人たちもちらほら。これはケイジャンのセッション。

日曜の朝はDERVESHのフィドラーSHANE McALEERのワークショップで始った。 ブズーキのMICHAEL HOLMSも一緒。お客さんは殆どフィドルケースを手に携えている。お客さんの中には去年SOUTH PETHRTONのフェスで会ったEEL GRINDERSのフィドル弾きのお姉さんもいた。このEEL GRINDERSというバンドはパイプ2本、メロディオン、フィドルという編成のフレンチトラッドっぽいバンドで、去年はそうとは知らずフェスの楽器屋の店先でお手合せしてもらったのであった。帰国後夫がたまたま日本のタムボリンで購入したCDのジャケみてびっくり。あのステージとあのセッションとCDがやっと一致したのだった(^_^;)勿論このフェスでも彼等は出演者としてクレジットされていたのだがやはり体が3つないと無理というスケジュール のためあえなく見逃してしまったのだった。
DerveshDerveshのフィドルワークショップ

さて、DERVESHのフィドルワークショップは具体的なインストラクションはなく、SHANEが勝手に演奏し、合間に喋ったりお客さんに質問させている程度だった。質問は装飾音の指の動かしかた、彼の音楽のルーツ(自分流と答えてた)、そして、日にどれくらい練習しますか?(MOMENTと答えてた)などというような、結構わかりやすいものだった。演奏はブズーキとフィドルだけのシンプルなものだっただけに、巧さが際立って聞えた。

ワークショップの後、今度はテント1の方へ陣取る事にきめた。なんと言っても、このフェスに来た最大の理由、カナダのLA BOTTINE SOURIANTEが見られるのだ。このステージ以外の公演はなく、これを見逃したら後はない。

大ステージにはTVカメラが入り、日曜の朝はおごそかにLONDON COMMUNITY GOSPEL CHOIRから始った。黒人のバックバンド3名ほどと、それぞれカラフルな衣裳を着た合唱隊が20名ほど。はっきり言って私はゴスペルと聞くだけでもうメロメロな人間なので、これが悪かろうはずがなかった。(今まででとんでもなく度胆を抜かれたコンサートは神戸で見たBLIND BOYS OF ALABAMAしかない!)曲によって合唱隊の指揮をする人が変るのだが、後半を全て指揮してた人が最高のキャラだった。曲に合せて操り人形のガイコツみたくヘロヘロヘナヘナと踊りまくる。「オー、ジーザス!」でヘロヘロヘナヘナクルクルクネクネ。いやもう最高。

その後再度ローリー・ルイスのステージ。これは割愛。多少前の日と違うレパートリーをやっていました。

その後はイングランドのフォークシンガー、KATE RUSBYの登場。この頃からテント内にちょっと若い連中の姿が目立ってきた。どうみても13歳位に見えるコたちなのだが例のビール4パイント入りジャグを持ってタバコを無意味にスパスパやってる。若いやつはどこも同じだぁ。KATE はEVOLVING TRADITIONという若手のアーティストを集めたコンピレションで聞いていたがさしたる印象もなし。歌も特にどうって事もないなぁ等と思っていたが、ねっころがって聞いてるうちに何とも気持がよくなってきて、個性的であることに気がついた。それにかなりの人気である。バックはTONY McMANUS(ギター) とJOHN McCUKER(フィドル)。(どうやらこれがセットが変るとANDY CUTTINGが加わるらしいのを知ったのは帰国後)ま、とにかくトラッド系アイドル派は要チェックである。

さて、やっとである。BOYS OF THE LOUGH。今度はこっちも元気である。現在のメンバーはCATHAL McCONEELL,ALY BAIN,DAVE RICHARDSON,CHRISTY 0'LEARYは勿論であるがギターにCHRIS NEWMANが入った。このギターがすばらしかった。ツボを心得たバッキング。といって決してでしゃばらず。CATHAL McCONNELLのフルートの熱演の後、お客さんが大かっさいしたそのときALY BAINがさりげなく「この年寄りも喜んでる事でしょう」と冗談かましてたのにはお客さんも爆笑。

LaurieLaurie Lewisのパフォーマンスに飛び入りでダンスを披露する、Open House のSandy Silva


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